産業革命後の西洋で魔力が存在する世界観。
治安があまり良くない。身を守るために魔力が強いものを中心にして自衛団が作られたのがマフィアの始まり。だが初心を忘れて悪行を働くファミリーも出てきた。そのため利権を争ったり、侵略したり、仲間を守るためだったりと理由は様々だがマフィア同士の争いがたえない。
アリスはあるマフィアのボスの孫娘。だが、魔力が全くないので能なしだとさげすまれていた。
反対に姉のダリアは魔力が強く、アンダーボス(次期ボス)の地位にいたのだが、ある日失踪してしまう。
ダリアの不在をまわりに隠すため、似ているアリスが身代わりをすることに。
イケメンだがいかにもマフィアな青年達に振り回され、恐怖心も含めてドキドキが止まらない日々を送る。
ダリアが敵対ファミリーのボスと一緒にいるという目撃情報が出てきて、きっと何かしらの事件に巻き込まれているに違いない、早く助け出さなきゃとアリスはファミリーの青年達と動き出す。
ダリアの行動の真意、両親の死の謎をファミリーのみんなの力を借りて解明しようとする。
そして、能なしだと言われていたアリスは、いつしかみんなの認めるリーダーへと成長していく。