視線恐怖症の魔女ですが、殿下が私を妃に迎えると言って譲りません。

作者百崎千鶴

 虹色の瞳を持つ魔女・ドロシーはある日、第二王子のアーネストにこう告げられる。

「俺の妃になってくれないだろうか?」

 何度断ってもアーネストが折れる事はなく、ドロシーは困惑しながらも彼と過ごす日々を愛おしく思っていた。
 そして、アーネストから告げられた真実と求婚の理由にドロシーは……?