主人公のレイラは幼い頃に母を亡くし、父が再婚した義理の母や姉たちに雑用をさせられる日々を送っていました。
レイラの願いはただ一つ。
ーー素敵な人と出会って、この家を出ていくこと。

そんなレイラの楽しみは、街の噴水の縁に座っている絵描きの青年に会うことでした。

その青年に恋をしながらも、王子の妃…