まゆと蓮は新婚夫婦。結婚への過程にときめきが足りなかったとお互い不満に思っている。
ある日事故で同時に死んだ二人は、恋愛シミュレーションゲーム「脳内恋愛メーカーラブプロ」の世界に転生。まゆがプレイしていた、プレイヤーが一日ごとにシナリオを作成し恋を進めるゲームだ。
知らない親、やたら解説する弟、部屋の風景から自分が当該ゲームのゲームマスター(プレイヤー1)だと悟ったまゆは、少女漫画あるあるコースでシナリオを作成、高校の入学式を迎える。相手役イケメンとして登場したのは、高校生の蓮。
蓮と少女漫画あるあるを体験して大満足のまゆだが、夜、翌日のシナリオが入力できない。そして翌日恥ずかしいトラブル(ラッキースケベ)が連発。
訝るまゆに蓮は、ゲームは二人プレイで、自分もゲームマスター(プレイヤー2)だと告げる。ときめきへのこだわりを主張する二人は、お互い宣戦布告。一日交代でシナリオを進める中反発し合い、それぞれ脇役と恋に落ちかけるが、最後の一話(プレイヤー1と2のシナリオをランダム合成)で二人とも軌道修正、本来の「残念な」二人らしいシナリオで両思いに。結局ありのままのお互いが好きなんだと悟る。