童貞を60年守ったら、JKと結婚できた話

作者味噌村 幸太郎

 僕の母方の親戚に、一生シングルで終わりそうな定年前のおじさんがいた。
 ある日、母が僕に言った。
「おじさん、結婚するらしいよ」
 お相手の奥さんの年齢を聞いて、僕は飲んでいたお茶を吹きだした。
「なんだって? 母さん」