6月9日はきっと晴れるから

作者結城芙由奈 

親からの虐待で児童養護施設で育った「私」は隣に越してきた小学生の男の子と交流を始める。けれど彼は父親から激しい虐待を受けていた。

「大丈夫、私が必ず守ってあげるから」

私は少年に約束し、彼との交流の日々が始まる。
そんなある日、「私」の前に1人のミステリアスな青年が現れて、こう言った。

「何…

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