春から社会人となる予定だった椎那(シイナ)だったが、「ごめん、会社倒産しちゃった」『え、きょうからそちらの社宅に住まわせてもらう予定でしたよね?』「うん、だからごめんね?」家、仕事を失くし絶望の淵に立たされた椎那の前に?「ばーか。」
『どうせ、地獄が待ってんならついてこい。』
『凛月が決めたんなら俺は従うよ』
『お前も凛月に拾われたの?仲間だな!』
『……』
『凛月様に危害を与える者は殺す』