ナーラライネン王家の末っ子の王子、12歳のエドヴァルドは病弱で学校にもいけない。王子は実は魔族で、モンスターの血肉から魔力を必要とする体質だったが、肝心のモンスターが手に入らない。一方、ミエト侯爵家の令嬢、18歳のロヴィーサは負わされた覚えのない借金のかたに所領を取り上げられて、冒険者として…もっと見る