僕、大宮翔太は、人間と話すのが苦手だった。
何を考えているのかもわからないし、何をしようとしているのかもわからない。
現実世界に嫌気がさした僕は、ゲームの世界に現実逃避するようになる。

そんな僕は、とある女性と出会う。
彼女と過ごす現実世界での日々は、確かに楽しいものだった。
しかし、楽しかった…

人の一生は余りにも残酷だ。




生きる価値もない僕が生き残り




生きる価値のある人が死ぬ。




死んだ人よりも人としての義務を全うできない僕にとって




生きる価値はあるのだろうか。




それすらもわからないまま、今日も生き続けて




本当にごめんなさい。