高校二年生の蒼は家庭環境が複雑なこともあり家では居場所がなかった。加えて一年生の頃にもある事件がきっかけでクラスメイトから避けられていた。夏休みに入り、海に行くとそこで自分は既に死んでいるという少女に出会う。彼女のやる残したことを手伝うことになったが彼女は触れると消えてしまう存在で…―。
それは、きっと一瞬で
それは、きっと奇跡で
それは、きっと一生忘れられることの出来ない
二人だけの物語