女子高生の山崎シーナはカフェで、編集者の小宮魅子に会っていた。信じられない話だが、シーナが小説投稿サイトにアップした小説に、何と書籍化の話があるらしい。彼女が初めて書いた小説は『5ミリ先にある怪物帝国』という異世界ファンタジーなのだが、実は、この小説には大きな秘密があった。

『5ミリ先にある怪物帝国〈モンスターワールド〉』の山崎シーナと『純情パッションフルーツ』の小宮魅子の二人が登場します。