こちらの作品は、こうであったらいいなぁという妄想続けている作者の作り話です。
仁亀嫌いを否定するつもりはありません。
現実的に考えるのではなくゆるーい気持ちで読んでいただければ幸いです。
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いつかは終わる恋だけど… いつか終わる恋だからこそ、今だけは… 今だけでも俺だけのものになればいいのに。
金色のピンキーを嵌めた左手で、仁の右手を握ると2つのピンキーがカツンっと音を立てた。
「…手繋いだら重なるように、付ける手逆にしたの?」
優しく微笑みながら言う仁に、俺はおどけて笑って見せた。
「んなわけないだろ?俺らがマイク持つ手だよ」 ─────────