【第3回一二三書房Web小説大賞銀賞受賞】ラン王国の王妃セリスは、虚弱体質ゆえに周囲からお飾り王妃と囁かれていた。そして即位してから約十ヶ月後、セリスは侍女のカーラに無実の罪を着せられ極刑に処されてしまうが、夫である国王アルベルトは、彼女に対し表立った行動は起こさなかった。刑の執行中セリス…もっと見る
冤罪により極刑に処された王妃セリス。
刑に処された瞬間、
「もう二度と陛下を愛さない」
そう強く念じると、何故か目前に眩い光が広がり、気がつけば時間が1年遡り、婚儀の前に戻っていた。
彼女の二度目の王妃人生が始まる──