撮りたいもののためにカメラを始めた少年は、撮りたいものを失ってしまう。最も大切なものを失った時に人が思うことを詰め込んだお話。
「 写真を撮ることは、世界を切り取ることと同じだ。 」
写すべき世界をなくした時。
きっと人はそれを、「絶望」といったのだろう。