ストーリー概要および物語の設定
徳倉綾香の趣味は官能小説を読むこと。ネットの官能小説コミュニティで知り合った『檸檬』と名乗る人物と意気投合し、住んでいるところも近いことがわかり、二人は実際に会うことになる。
待ち合わせに現れた男、梶井基樹は見るからに奥手の大学生で驚く綾香。基樹の家で、年上の女らしくリードするつもりだった綾香だが、基樹は自分が思っている以上にテクニックがすごくて、最中の甘い言葉の数々に酔いしれ、今までのセックスの中で、最高と思えるほどに感じてしまう。
翌朝、基樹の正体は、綾香自身が憧れている、新進気鋭の若手官能小説家『梶馨太』だったことを知り、ひょんなことからセックスをすることで執筆のお手伝いをすることになる。最初こそ、お互いに良い印象を抱いていたのに綾香は「欲求不満解消のため」基樹は「小説の取材のため」とセフレ関係を結ぶことになり、恋愛関係を切り出せず、モダモダする二人。セフレ関係を続けるうちに、基樹を好きだと自覚した綾香はこの関係がむなしくなって終わりを告げる。関係を解消した二人だったが、基樹は綾香が忘れられず、初心に返って、気持ちが通じ合った二人は「恋人」のセックスをする。