まるで海の底に沈む壊れたオモチャ。

仕事で結果を出して、
自分でも、
納得できるところにいたのに。
突然、
(仕事上の)
理不尽なトラブルがあって。

その責任の所在は、
明日美の方へ。
ブラックな職場でも、
そこに、
やり甲斐と居場所が確かに、
あったはずなのに。

世の中の、
リアルな現実が、
足下から崩れていく。

恋人のヒロキとも、
別れて。

ドン底の夜は、
始まったばかりなのか?
それとも、
もうそろそろ、
夜が明けるのか?

そんなタイミングで、
物語は
終わっているから、
余計に、
続きが気になる、
そんな作品だった。