アメリカの治安が悪い街の孤児院で育ったAnne(アン)

14歳の時、図らずも自分に関する秘密を知ってしまい、日本に行くことを決意する


それから4年の月日が流れ、18歳になったAnneは日本へと飛び立った―――



私は自分自身の事を何も知らない




自分は誰で何者なのか……


物心がついた時から自問自答していた





だから、なのかな……



図らずも手にした小さな小さな光に飛びついた





自問自答の日々に終止符を打ちたかった



吉と出るか凶と出るか


鬼が出るか蛇が出るか



どんな結果になっても後悔だけはしないように必死に進み続けた




その先に待っていたのは―――