清貧秘書はガラスの靴をぶん投げる

作者霧内杳

「お前、頬を叩いた詫びに婚約者になれ」

上司で社長の彪夏と秘書の清子はお似合いのふたりだと社内でも評判。
御曹司でイケメンの彪夏は女子の憧れの的。
清子はどこぞのご令嬢と噂され、男女問わず視線を集めていた。

……しかし。

清子には誰もが知らない、秘密があったのです――。

それは。

大家族…