愛する人に裏切られ、その傷も癒えぬまま復讐に走るとある嫌われ者の魔法使いの物語。………その、筈だった。どうやら、周りの奴等は普通じゃないようだ。望んでもいない学園生活の始まり始まり。
「忘れさせてやるから。」
「慰めて差し上げましょうか?」
「僕だけを見て。」
貴方のくれた愛はまるで毒のよう
毒に侵されてしまえばもう戻れない
「大嫌いって、思いたいのに。」