1週間後に結婚を迎える主人公・遥香は、苦々しい思い出と共にカレーを煮込んでいた。
1年間も自分を振り回し続けた男への、最後の別れを祝すように。
カレーを煮込みながらよみがえる情けないエピソードの数々――。
遥香はすべてを込めてカレーを煮込む。