白い廊下の果てで待つきみ

作者大平しおり

平凡な高校生、高木(たかぎ)雅登(まさと)は、いつのまにか無限に続く白い廊下に閉じこめられていた。
天井から声が響く。「自分の過去を書き記せ」、と。
記憶にしみつく「浜野ゆいか」の名をたぐり、雅登はひりつく心を掘り返していく。