彼氏。


いや、ゴミを捨てた。


粗大ゴミ。


でも、普通の粗大ゴミとは違ってそのゴミは


歩いて私のもとへ帰ってくる。











下らない人生だと自分でも思ってる。


仕事行って暗くて寒い部屋に帰って缶チューハイ飲んでスーパーの酸化が進んだ値引きの惣菜を胃に詰め込んで寝るだけの人生。


何が楽しいんだろう。



そこに粗大ゴミがやってきた。



ないよりはマシか。


そんな感覚だった。