赤い空が笑ってくれるなら、黒いキャンバスに真っ白な雪を降らそう【完】

作者夏凪雨音



ある日二組のバンドが同時デビューした。
二組は競うように売上を伸ばしていき、いつしか日本の芸能界のトップにのぼりつめる。


だけど、スポットライトを浴びれば浴びるほど感じる孤独。 地に足をつけて仲間に助けられ、もがき苦しみながらも必死に生きる。

失うものなんてなければいい。

だけど、…