神様見習いの珊瑚は
元は彼岸花の精霊であった。
冬の訪れと共に命を終える存在であったが、冬の神様である冬華と恋に落ち
不本意に冬華の命を受け取る事で
温泉街と港町を守る見習い神様となる。
記憶を失っているため
冬華の事は覚えていないが、
冬華の氷を操る力を受け継いでいる。
彼岸花の精霊であったため…

これは、

見習い神様「珊瑚」が現世と異界を跨ぎ、

自らの出生の秘密と共に

様々な謎と向き合って行く冒険譚。


空飛ぶ金魚、

ウサギの兄妹、猫と天使…

増えていく仲間と共に辿り着いた

世界の真実…。


「恋の炎のナスタチウム」

「移り気の紫陽花」

栞をかざし花言葉を唱えると

素敵な魔法が発現する。