両親を失ってどん底を彷徨う少年——句楽穂積のもとに、ある少女が現れた。
「わたしの名前は、桜庭セナ。人工知能組み込み型のロボットです」
彼女は穂積のための治療用AIだった——。
「ホヅミが、自分で自分のこと好きでいられるように、そうするのがわたしの仕事。ずっとずっと、ホヅミの傍にいるよ」
流れる月…



恋って、なんだ。


愛って、なんだ。





生きるって、なんだ。







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それはまるで——春の夜の夢でした。











「ありがとう、穂積。だいすきよ」









2023.03.30