「今日、疲れてるからさ……」 そうかったるそうに呟くと、陽貴は布団を頭から被り、背を向けて眠ってしまった。(……) 恋が冷める瞬間とは、人によってそれぞれだろう。 私のそれは「拒絶」された時だったーー
「恋の賞味期限」