半妖笹野屋永徳の嫁候補 –あやかし瓦版編集部へようこそ–

作者春日あざみ

これは、あやかしたちに振り回されながらも、「自分らしい生き方」を取り戻す女性の物語。

憧れの仕事で挫折をし、逃げるように実家に帰ってきた葵佐和子。ある日バスで偶然出会った老婦人「笹野屋富士子」に、「五十代、実家暮らしの物書き、結婚歴なし」だという彼女の息子との見合いを強引に約束させられてしまう。…

《半妖編集長の嫁候補兼、「あやかし瓦版」の編集記者になりました。》


これは、あやかしたちに振り回されながらも、「自分らしい生き方」を取り戻す女性の物語。


憧れの仕事で挫折をし、逃げるように実家に帰ってきた葵佐和子。ある日バスで偶然出会った老婦人「笹野屋富士子」に、「五十代、実家暮らしの物書き、結婚歴なし」だという彼女の息子との見合いを強引に約束させられてしまう。


約束の日、訪れた屋敷で待っていたのは、笹野屋永徳という和服の美丈夫だった。

見合いを断るも、家業で人を募集しているという永徳は、強引に佐和子をスカウトする。しかし、「職場見学」と称して案内された屋敷の奥で待っていたのは、あやかし向けのニュースサイト「あやかし瓦版オンライン」の編集部。


見合いは断ったというのに、「嫁候補」扱いをやめない永徳、個性豊かなあやかしたちに囲まれながら、あやかし瓦版の仕事を通して、佐和子は働く喜びを取り戻していく。