空っぽの箱に桜を詰めて

作者天鬼彩葉

記憶の一部を失くしてしまった主人公の坂木風夏。とある事故にて記憶喪失になって以降、笑顔でいれば何も起きないと自分に嘘をつくようになった。そして、事故で死にかけたことであの世のものとも繋がれるようになってしまい……

心を閉ざした生者となぜか明るい死者が切なくも苦しい結末