ただ静かに消え去るつもりでした<書籍、電子書籍発売中・コミカライズ連載中>

作者結城芙由奈 

幼馴染のセブランは子供の頃からずっと私の好きな人であり、出会った頃から婚約者になるべき相手だった。私と彼は互いに両思いで、将来は必ず結婚するものだとばかり思っていた。義理の妹が現れるまでは……。彼と妹が互いに惹かれ合っているのは分かっている。けれど、私がいる限り二人が結ばれることはない。だから私は…