「無口な男に一目惚れした快活な女子の話かな」と思いながら読み進めていたらエブリデイ・マジックのような感じに入っていきましたね。改めて表紙を見ると「ファンタジー・超能力」であると書いてありました。なるほど。見えていても見えてはいないというのはこういうことかと感じ入りながら読んでいました。

超能力の話が始まってからラブコメを挟み不穏な空気も流れてくるので、登場人物の心の揺れを表しているようで序盤から期待感が高まっていきます。