ネジと歯車と言えない言葉

作者上総

 気が合わないと思っていた婚約者のスティーグに惹かれ始めていたアクセリナ。
 だがその矢先、怪我をして意識不明の重態に陥り、その意識は廃棄されていた人形に宿ってしまった。
 自分の正体を言えない状況で、アクセリナは人形として、スティーグと交流していく。