出版社に勤める塚本恵一は何年も前から一人の人に想いを寄せていた。

その人は自分が担当する作家の助手で秘書で恋人。

そして、同性であった――

想いが届かないとわかっているからこそ、人は恋焦がれるものなのだろうか……


※BLです。性描写はありません。