貧乏男爵家の末っ子が眠り姫になるまでとその後

作者空月

貧乏男爵家の末っ子・アルティアの婚約者は、何故か公爵家嫡男で非の打ち所のない男・キースである。
魔術学院の二年生に進学して少し経った頃、「君と俺とでは釣り合わないと思わないか」と言われる。
そのときは曖昧な笑みで流したアルティアだったが、その数日後、倒れて眠ったままの状態になってしまう。
すると、…

眠り姫になった男爵令嬢と、その傍らに居続ける公爵令息の一幕。