幼なじみが結婚した。
好きだった。
ずっと好きだった。
大好きだった。
はるがいることが
私にとっての当たり前だった。
だから、この先も…
何年たってもずっと
こんな日々が続いていくんだと思っていた。
馬鹿みたいに、そう思ってたんだ。
「結婚おめでとう、はる」
「おう!ありがとう!」
はるは今日、私じゃない人と結婚する。
「…ほんとによかったの?これで」
私に今さら、どうしろって言うのさ。