世にも珍しい、白銀の髪と瞳を持つ17歳のりんは名もない小さな集落で忌み嫌われながら生活していた。

迫害に耐え切れず山の奥深くで泣いていると遊雷(ゆうらい)と名乗る美しい男に出会う。

遊雷は異常なまでにりんを気に入り二人は毎日会う仲に。

そんな中、大昔からのしきたりの贄の儀でりんは運悪く贄とし…

その狂気も私に向けられたものなら全てが愛おしい。



怖くて優しい神様は狂おしい程、私を愛している。