雨天とカンパネラ【ちょっと待ってね】

作者七夕真昼

静かな雨音を引き連れた、曇天の空の下。寂れたアーケード商店街。

突如鳴り響いた『ラ・カンパネラ』が、その全てを吹き飛ばした。

ピアノも音楽も全然分からなかった。

だけど

あなたのピアノの音があまりにも綺麗で

哀しくて

格好よかったから。


初めて聴いたあの一瞬で、恋をした。


天地くんのピアノが好き。

天地くんが、大好き。








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金髪ヤンキーピアニスト

×

明るく真面目な女の子

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2024.6.28〜






表紙は描けたらそのうち載せます