森の中の好兄弟(ハオションディ)

作者花が歩く

食器の触れ合う音、やかましい噂話と香ばしい匂い。廟からは細い煙が立ち上る。
市中の繁華街から、静かに切り立つ崖が見えた。そこには、洋館の並ぶ街があって、森に隠されるようにお屋敷があるらしい。そして、そこには寂しい好兄弟が住んでいるって。
雨滴と二郎は夜の列車に乗って好兄弟に会いに行く。木々に隠され…