魔法によってハタチまでしか生きられなくなった少女が、その美しさで男の理性を次々と奪った。──それは、作り話だと思っていた『バニィ』の逸話。
宇崎衣舞(中3)は15歳の誕生日に倒れ、自分が『バニィ』の末裔だと知らされる。『魅了の力』が発動したため、このままでは理性を失った男に襲われてしまう。
『魅了…




透けるような白銀の髪。


ルビーのような赤い瞳。


見るからに柔らかな肌。


人々は少女のことをバニィと呼んだ。




画像タイトルを入力…




魔法によってハタチまでしか生きられない少女を


救えるのは運命のキス


子うさぎの心を射止めるのは──ダレ?



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「バニィちゃん。想像よりずっと、うまそ」


「ちょっと僕、もう余裕ないです」


「いつもいつも甘い香りさせて隙ばかり見せて

どうにかしようと思えばいつでもできるんだぞ」


「いくら可愛くても、お前だけは無理」