自身が武の道に入り、得た事、悩んだ事を書いています。

時が経ち、今でも僕は武への、強さへの執着がある。

勉強も駄目、対人関係も駄目。白い道着に黒い帯。それだけが学生時代、心の支えだった。

そんな、ある日、少年のアイデンティティは崩壊し、高校を退学し、ただ、がむしゃらに強さを求める道に彼は入っ…