カラダ探し 下 最終夜

作者RENA

幸恵に頼まれた「カラダ探し」で同じ日を繰り返す中、明日香は赤い人の呪いを解く為に必死で駆け回る。
謎の"黒くて怖い人”、遥の思惑が渦巻く最後の「カラダ探し」。
美由紀が目覚めた日、全てを終わらせる為に命を燃やした少女たちの、もう1つの「カラダ探し」が衝撃の結末を迎える。

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「カラダ探し」は少女の呪い。

「カラダ探し」に翻弄されたふたりの少女の目には、この世界はどう映るのか。


ヒビ割れた世界で、明日香は思う。

みんなと一緒に呪いを解くと。

それを知らない遥は思う。

こんな世界、壊れてしまえばいいと。

そしてまた始まる、繰り返される今日。


・「赤い人」は放課後の校舎に現れる。

・「赤い人」は1人になった生徒の前に現れる。

・「赤い人」を見た者は、校門を出るまで決して振り返ってはならない。


・振り返った者は、カラダを8つに分けられ、校舎に隠される。


・「赤い人」に殺された生徒は、翌日みんなの前に現れて、「カラダを探して」という。

・「カラダ探し」を拒否することは出来ない。

・「カラダ探し」の最中にも、「赤い人」は現れる。

・「カラダ探し」はカラダを見つけるまで行われる。

・「カラダ探し」では死んでも死ねない。

・「赤い人」は歌を唄う。

・「赤い人」に追いつかれたら、背中にしがみつかれる。


そして、歌を唄い終わったら、殺される。