復讐劇は苦い恋の味

作者田崎くるみ

お見合い相手は、私につらいトラウマを植え付けた人。
そんな彼に復讐する。そう、思っていたのに......。

もう二度と会いたくなかった。


けれどきっと、一生忘れることなんてできない人。


なのに彼は私を見て爽やかな笑顔で「初めまして」と言う。



どうして忘れているの? 彼にとっては忘れられるほどの出来事だった?



ずっとずっと残っているトラウマ。


許せないほど辛い思い出。


なのに彼は忘れていて私を「好き」と言う。



忘れているあなたが悪い。



お見合いで再会した彼に

ぜったい復讐してみせる!--そう、思っていたんだけど……。



なぜか私の心は、彼のことを知るたびに揺れ動かされて……?