出会ったのは。ーーー
永遠の刻を生きるヴァンパイア。
同じ刻を生きたかった。



会いたい。愛し合いたい。

でも、刻は残酷でーーー





出会ったのは。ーーー




ヴァンパイア。







「あはは。たまんねぇな、その顔。

その反抗的な目も。態度も。

いつまで続けられるか楽しみだな。


せいぜい俺の与える快楽にーーーー








頑張って耐えろよ?」



ーーーそんな彼に恋してしまった。











「いいねえ、その顔。

もっと痛みに顔を歪めなよ。そのほうが、

そそるーー。」









与えられる快楽。その先にあるのはーーー?









恋すれば誰もが思う。


ーーあなたに会いたい。








でもあなたは永遠の刻を生きるヴァンパイア。


ーーあなたと会えない。










あなたが大好き。


ーー愛し合いたい。










でも、人間とヴァンパイア。

ヴァンパイアは愛を知らない。


ーー愛し合えない。






















あなたと同じ刻をーーー

生きたかった。






ーーー叶わない思いでも。


私はあなたを忘れない。











-この作品を開いていただきありがとうございます。

初めての作品で、まだどうなるか私自身わかりませんが、暖かく見守っていてください☺︎-








ーーそれでは、ヴァンパイアとの、とても甘くて切ない、恋のお話へーーー…