「(っ、助けて……!!)」
それは、音にならない悲痛な叫び。
どんな絵本でもいつだって、泡になって消えて
しまう人魚姫
「(ハッピーエンドなんて望まない。期待なん
て、もうしない)」
「俺たちがおまえを助けてやる。だから、もう
一人で泣くな」
物語はバッドエンド?
そんなこと
「「「「「させてたまるかあああ!!!!!」」」」」
これは五人の男の子と一人の女の子が、力ずくで物語をハッピーエンドにしようとするお話。
*こちらを読む前に、Princess Gameを読んだ方がわかりやすいです。