白雪姫?いえいえ、私は村人Aです。
一つの小さな村に7人の小人と村一番の美女”白雪姫”がおりました。
そんなある日、白雪姫の前に1人の女が現れました。
その女はこう言いました。
「お嬢さん、林檎はいかが?」
________ぱたんっ
「馬鹿よねぇ、警戒もしないで見ず知らずの女から林檎をもらうだなんて。」
誰もがこの”物語り”を読んだら、白雪姫になりたいと思うだろう。
でも、あたしだったらこんなお馬鹿ちゃんより面倒な事に巻き込まれず、ただこの物語りの結末を見守る村人Aになりたい。
since9.14〜