大正時代、華族の者達の恋愛模様が描かれる。本家の跡取り、浅葱は転落事故により、自らを男性と思う様になった妹、萌葱に責任を感じ、歌舞伎役者ゆえの元へ身を寄せる―
時は大正―華族の家に産まれた浅葱と萌葱の兄妹。
転落事故により、自己を男性と思う様になった妹。
助けきれなかった兄。
二人には深い溝が出来、浅葱は思慕する歌舞伎役者ゆえの
屋敷に身を寄せる。
一方、萌葱も従妹への思慕に悩んで居た。
様々な色が絡まる物語―。