時間を掛けてゆっくり、ゆっくり噛み締めて読みました。すべて読み終えてみればあっという間で、長編なのにまた読みたいと思ってしまうような作品です。玲央が言った「殺したいくらい好き」という柊哉に対する気持ちの重さに、胸が震えました。終わり方も「新月の王」らしくて、本当に大好きで、それが示しているのが柊哉と知って、読んでよかった、出会えてよかったと心から思いました。本当に、本当に大好きです。このような素敵な作品を書いてくださった寿々様に、心から感謝を。本当に、ありがとうございました。