「じゃあ、約束。もし、志望校……俺と同じ高校に入れたら……」冬の約束。今も覚えていますか。お互いに傷を抱えている二人の小さな、小さな恋。
それは、小さな約束で些細なもの
心のどこかにあるものの、ふと忘れて消えてしまう
――――――――まるで、雪のように
あなたは、今もその約束を覚えていますか……?