――クスクス
「半年後にはもう、わたくしはこの世にいないのでしょうね。」
自分がじきにに死ぬことを楽しそうに話す可憐な帝の一の姫
――どうして
「何もしてあげれなかった。」
姫に惚れた人ではないもの
「うっぜぇんだよカス。」
可憐な姫君は何処へやら。まさかの不良に………
「今度は絶対に離さないし、
逃がさないから覚悟していてね」
長い間待ち続けすぎて狂ってしまった、神。
姫は平安から、平成へと千年近く離れた時代に生まれかわった。
彼にまた会えると信じて?
………たぶん