作品コメント
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- 小日向 華
ピュア!
短編だからこその世界観を上手く使
われてるなって思いました。
短編集だとやはり情景描写が、この
作品もそうなのですが、それ以前に
キャラクターに魅力を感じました。
幼なじみで、1年の差にもどかしさ
を感じる主人公にすっかり感情移入
した私は作品を読み終わるまですっ
かり郁ちゃんラブでした(笑)
短編の作品にこうも心を奪われたの
は久しぶりです。
素敵な時間をありがとうございまし
た! - 春日 ココ。
想い合ってる二人の距離は…
いつの間にか好きだった。
大好きだった幼馴染の「郁ちゃん」に想いが伝わった由麻。
好きだって言ってくれたのに、傍に居たくて仕方が無いのに。
気持ちを確かめ合った筈なのに不安になって……
すごく可愛い幼馴染二人の恋。
由麻の事を何よりも大切に想う郁ちゃんと、郁が好きで堪らなくて周りが見えなくなってしまう由麻。
想い合うからこそのすれ違いが。
想い合うからこそのその距離が。
切なくてけれど愛おしい。
そんな可愛いお話です。
甘さと切なさと愛しさと優しさ。短編なのにギュッと中身が詰まった幸せになれるお話です。
こんな風に想われたい。
こんな風に想いたい。
思わずそんな事を思ってしまいました…(*´ェ`*)
素敵なお話ありがとうございました。 - トーコ
思いあう二人の甘い距離
幼馴染みの二人。二人が刻んできた想い出と、互いに積もらせてきた「好き」
好きな気持ちに対して素直に正直に向かっていきたい由麻と、由麻の夢や現実を理解しているからこそ、自分の気持ちを必死で抑えようとする郁。すれ違っているように見えて、見えない糸にお互いしっかりと引き寄せられていく展開は切ないけれど、とても甘く、初めから終わりまで、心臓を掴まれたようにドキドキさせられます。ラストの甘い空気を優しい文体で表現出来るのは、作者様ならではの魅力と実力ではないでしょうか。純粋な恋を貫いた二人の温かく優しく甘い物語。皆様に自信を持ってお薦めします。