君と始める二回目の恋。

作者ゆめ

恋をして気がついた。










人を愛することは、苦しく、切ないと。










だったら、俺はもう恋はしない。










大切な人を失って、そう思った。










なのに、そんな俺の気持ちも知らねーで、お前は今日も無邪気に










「龍太郎ー!」










俺の近くに来るんだ。










やめてくれ、










やめてくれ…










こえーんだよ。










お前を好きになっちまいそうで。










だから、










「うるせー、近づくな。」










俺は偽りの言葉を君に届ける。